最大ドローダウンとは?資産がピークからどれだけ下がったか
最大ドローダウンの計算と水中グラフの読み方を、短い資産額の例で説明します。
最大ドローダウンは、過去の最高値からの最大の下落
100→120→90→110で計算する
ここからは実際の運用成績ではなく、計算を学ぶための人工例です。資産額が100、120、90、110と変わったとします。各時点の過去最高値は100、120、120、120です。90になった時点では、直前までの最高値120から30下がっています。
下落率は「現在の資産額÷それまでの最高値−1」で求めます。この地点では90÷120−1=−25%です。初期値100から90への下落は10%ですが、それを最大ドローダウンとは呼びません。この例の最大ドローダウンの深さは25%、符号付きの表示では−25%です。
深さと回復までの時間を分ける
最後の110では、120からのドローダウンは約−8.33%です。底の90からは回復していますが、過去最高値120には戻っていません。そのため、この短い列だけでは「回復に何日かかった」と確定できません。日付のない例から営業日数を推定することもできません。
同じ最大下落率でも、すぐ最高値に戻る経路と長く低迷する経路では経験が異なります。最深点の日、下落が始まる前のピークの日、ピークを回復した日を別々に読みます。期間末まで未回復なら、その状態を明記し、将来の回復日を補いません。
全期間収益だけでは経路は分からない
この例の全期間収益は110÷100−1=10%です。全期間収益がプラス10%で、最大ドローダウンが25%であることに矛盾はありません。前者は開始点と終了点を比べ、後者は途中の高値とその後の低値を比べるためです。
最大ドローダウンも単独では十分ではありません。観測期間が短いほど、まだ大きな下落を経験していない可能性があります。異なる期間や価格の基準の報告を、その数字だけで順位付けしないでください。シャープレシオのような別の指標も、入力と計算条件を確認して読みます。
結果画面で水中グラフを読む
KabuForgeの公開GUIコースでは、資産額の推移と水中グラフを別々に確認できます。水中グラフではゼロが過去最高値に対応し、下側への落ち込みがその高値からの下落を表します。線がゼロに戻る地点と、最も深く沈む地点を区別してください。
まず報告の入力、日付範囲、価格の基準、計上済み費用を確認し、表示値と単位を読みます。図の形が似ていても別の報告を同一視しません。より詳しい順序は結果レポートの読み方と収益・リスク・売買の確認を参照してください。
公開出典と研究上の制限
本記事の操作・表示の出典は公開GUI研究コースと公開証拠サマリーです。確認日:2026年10月6日。画像は公開候補ソースから実行したGUIの記録で、インストール済み配布物の動作証明ではありません。
参考結果は研究用で、当時の情報の利用可能時点は未認証です。教育用の例や参考結果から将来の利益を推定せず、前提と制限を確認してください。免責事項もお読みください。
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