KabuForge
メニュー
GitHubEnglish

J-Quantsデータのファクター分析:入力と評価

ファクター分析では、銘柄の特徴を数値にして、後の収益との関係を評価します。

特徴量の意味を先に決める

ファクター分析では、銘柄の特徴を数値にして、後の収益との関係を評価します。価格、財務、銘柄区分はそれぞれ別の材料であり、利用できる時点も違います。最初に特徴量の式、方向、窓の長さ、対象範囲を定め、結果を見てから意味を変えないようにします。

架空の二十観測日の値上がり率を特徴量にするなら、必要な価格と判断の締切を明示します。計算できない初期部分は欠損のまま残します。空欄を補って順位を作ることは、特徴量の定義を変更する行為なので、別の条件として扱います。

評価の答えを入力へ入れない

将来の収益ラベルは、特徴量を評価するための答えです。戦略の入力ではありません。ラベルの開始価格、終了価格、観測日数を固定し、特徴量と別の用途を持つ表として管理します。評価の図が読みやすいことと、予測の材料に使えることは異なります。

架空の五日後の収益を用いるなら、末尾の未観測部分は欠損になります。評価できる行だけを報告する場合にも、元の対象数と欠損理由を残します。後の収益や分位の成績を戦略へ戻すと、検証対象そのものが答えを知った状態になります。

相関と分位を一緒に読む

IC は特徴量と将来ラベルの関係を一つの相関として表します。分位分析は順位で分けた群の収益を見ます。どちらも、残った標本と日付、欠損、費用の扱いを確認しないまま読むと、研究の条件を見失います。

架空の三銘柄だけの順位は、二百銘柄の順位より不安定になり得ます。高い相関値が一日出ても、それを一般的な予測力とは呼べません。各日の有効銘柄数と、期間ごとの安定性を並べ、少数の観測が全体を支配していないかを確認します。

期間と探索の影響を記録する

多くの窓や方向を試して最良の結果だけ残すと、偶然を選んだ可能性が増えます。試した条件、採用する条件、検証に使う期間を分けて記録します。後の期間を見て決めた条件を、最初から固定した条件として説明しないようにします。

重なった将来ラベルは互いに独立とは限らず、日ごとの相関が多数あることだけで証拠が十分とは言えません。実験の期間、繰り返した試行、対象の大きさを結論に添えます。記述的な指標から、確かな統計的推論へ飛び越えないことが大切です。

公開コースで確認できる範囲

KabuForge の公開 GUI コースのデモ2 は、価格由来の特徴量と評価ラベルを分け、IC、順位 IC、分位、カバレッジなどを確認する手順を示します。任意の財務ファクターの取り込みや自動選択が確認されたと、本記事では読み替えません。

手元の版で使う入力と実行記録を照合し、無効な日には理由があるかを確認します。評価の出力を特徴量の入力と混同せず、方向や重みを参照期間の成績から都合よく変えないようにします。公開コースの結果は研究用途の記述として扱います。

関連する読み方と公式資料

銘柄一覧と市場区分、J-Quantsとは?研究でできること、日本株バックテストの入力設計を合わせて読むと、入力の定義、利用時点、評価の役割をつなげて確認できます。この記事の数値と企業の例はすべて説明用の架空例です。実際の入力では、利用する版の資料と、自分の取得・実行記録を優先して確認してください。

操作の確認範囲はKabuForge の公式 GUI 研究コース、データの仕様と現在の実装はJ-Quants 公式:V2 の株価・銘柄一覧実装、J-Quants 公式:V2 の財務実装で確認できます。列の厳密な単位や利用可能な範囲は、契約に対応する公式仕様で確かめます。本記事の研究設計上の提案は、すべてが画面上で実装されたという意味ではありません。

本記事は研究手順を学ぶための教材で、特定の銘柄や売買を推奨せず、将来の収益を保証しません。公開コースの過去データによる研究は、当時利用できた情報だけを使ったことを全面的に保証するものではありません。免責事項

このテーマを続けて学ぶ

J-Quantsの学習順序を見る

対象: main のソース候補(未公開) · 公開ソース docs/ja_JP/GUI_RESEARCH_COURSES.md

内容確認 · KabuForge