J-Quants の株価データで、最初に確認したいこと
既存のローカル株価データを、日付、価格の基準、重複、取引停止、固定記録の順に点検します。
手元のファイルと研究範囲を決める
この手順は、合法的に取得し、利用できるJ-Quantsの履歴データがローカルにある人に向けたものです。新しい取得操作を前提にせず、研究に使うファイル、銘柄、期間を明示するところから始めます。現在のAPIや料金、利用許諾条件については扱いません。
ファイルを選んだだけでは、研究に十分な入力とは判断できません。指定した日付範囲と実際に観測できる日付範囲を分け、銘柄ごとの件数と共通の観測日を調べます。操作の入口は研究の準備です。先に範囲を決めると、結果が良くなるように後から行を選ぶことを防ぎやすくなります。
日付・銘柄・価格の基準をそろえる
列が読めることに加えて、日付と銘柄コードの意味、価格列の単位、始値・高値・安値・終値の対応を確認します。数量やコードの表記を変換する場合は、変換内容も残します。観測日が規則的に並んでいるように見えても、それを完全な取引日程だと決めつけません。
調整済み価格と未調整価格を混ぜると、同じ株価として比較できなくなります。公開コースの参考入力は未調整価格で、配当現金のモデルはありません。価格指数との比較も配当込みの収益比較とは異なります。時点整合性も、価格の基準とは別に確認します。
完全一致の重複と競合を区別する
同じ日付・同じ銘柄の行が複数あるとき、すぐ一行にまとめないでください。内容が完全に同じ重複なのか、価格や他の内容が異なる競合なのかで対応が変わります。後者で最後の行を残すだけでは、根拠なく一つの値を選んだことになります。
公開コースでは完全一致の重複を明示した方針で統合し、競合やその他の欠損は処理を止めて確認します。元の件数、重複件数、処理方針、残った件数を記録してください。価格列だけが同じだからという理由で、別の意味を持つ行まで「完全一致」と扱わないようにします。
取引停止の空行には個別の根拠が必要
価格が空、またはゼロになっている行を、すべて取引停止として削除してはいけません。取得失敗、列の対応違い、通常の欠損などの可能性もあります。欠損を前の値やゼロで埋めれば図はつながりますが、元の観測があったことにはなりません。
公開参考例で除外したのは、公表情報で確認した2020年10月1日の全日取引停止を表す3行だけです。この限定した判断を、他の日や他のファイルへ一般化しません。原因が不明な行は、識別情報と理由を残して確認します。処理を続けるために観測値を作らないことが重要です。
件数と固定記録を同じ入力で照合する
公開の同一キャッシュ処理記録では、選択した8,172行から完全一致の重複3,777行と確認済み停止行3行を除き、4,392行を保持しました。式は8,172−3,777−3=4,392です。保持範囲は2017年1月4日~2022年12月30日の共通の観測日1,464日です。これはその参考入力の記録で、別のデータに期待する件数ではありません。
検証後に固定し、再検証して入力識別値を保存します。同じ行を選んでも操作ごとに固定ファイルの内容が異なる場合があるため、別の実行の識別値を流用しません。画像より処理記録を照合してください。次は最初の研究までの手順に進めます。
公開出典と研究上の制限
本記事の操作・表示の出典は公開GUI研究コースと公開証拠サマリーです。確認日:2026年10月6日。画像は公開候補ソースから実行したGUIの記録で、インストール済み配布物の動作証明ではありません。
参考結果は研究用で、当時の情報の利用可能時点は未認証です。教育用の例や参考結果から将来の利益を推定せず、前提と制限を確認してください。免責事項もお読みください。
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