モメンタムとは?値動きの勢いと銘柄の順位を分けて考える
価格変化の計算、時系列と銘柄間比較の違いを、架空の価格例で説明します。
モメンタムは過去の値動きを測る
価格モメンタムは、一定期間に価格がどれだけ変化したかを数値にする考え方です。単純な変化率なら、終わりの価格を始まりの価格で割って1を引きます。値動きの「勢い」という言葉だけでは、計算期間や価格の種類までは決まりません。
この数値が記述するのは過去です。プラスの値でも、その後の上昇を保証しません。価格変化を比較する特徴、特徴を使う保有ルール、そのルールから作る注文は別々に定義します。
一銘柄の時間方向と、銘柄間の比較
時系列の見方では、一つの銘柄の過去の変化を調べます。自分自身の過去を基準に、上昇していたか、下落していたかを確認します。
銘柄間の比較では、同じ基準日と期間で複数の銘柄を測り、順位を付けます。最も下落が小さい銘柄が上位になる場合もあります。上位という言葉は、その銘柄が上昇したことを必ずしも意味しません。
架空の価格で変化率と順位を計算する
架空の学習例として、EX-Aは100円から110円、EX-Bは200円から210円、EX-Cは100円から98円になったとします。同じ期間の変化率は、それぞれ+10%、+5%、−2%です。これは実在銘柄の価格でも運用結果でもありません。
変化率の大きい順に並べるとA、B、Cです。Bの値上がり額は10円でAと同じですが、元の価格が違うので変化率は異なります。仮に全銘柄が下落していても順位は作れます。
期間と価格の扱いをそろえる
短い期間の上昇と長い期間の下落が同時に見えることはあります。期間を変えれば違う問いになるため、結果を見てから都合のよい期間を選ぶと、比較の意味が変わります。
株式分割をまたぐ場合には、調整方法も確認します。欠損日をどのように数えたか、観測日か暦日か、どの時点までの価格が利用可能だったかを記録します。これらをそろえずに順位を比べても公平な比較にはなりません。
公開教材では特徴と注文の時刻を分ける
公開出典と利用上の限界
操作と表示の根拠はKabuForgeの公開GUI研究コースです。確認日:2026年10月6日。本記事の架空例は計算を説明するためのもので、公開教材の実行結果ではありません。
公開教材の結果は研究用で、当時利用できた情報だけで検証したことは保証されません。一般的な概念の説明は、ソフトウェアがそのすべてを実装していることの証明にはなりません。銘柄、売買、設定を推奨する記事ではありません。免責事項をご確認ください。
Jegadeesh・Titman(1993)の原著。 過去の値動きで銘柄を比較する研究の原著です。研究対象や仮定は本教材と異なり、日本株や将来の収益を保証しません。
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